2009年02月14日

美食の神話 美味礼讃

burogu 097.JPG

辻静雄という一人の男が運命に導かれるように食の世界へ入り、さまざまな伝説と言えるような店や料理人と出会いを重ねながら日本に調理師学校を開き運営してゆくさまが書かれています。
この本はただの料理探求譚ではなく一人の男が意に反して料理の世界に取り込まれ、その世界に魅了され自分の役割を見出すという側面もあります。
もともと深く追求するタイプであったようでクラッシク音楽やフランス文学にも深かったそうです。
お酒を飲めなかったのにフランス料理を理解するためにワインを覚えたり、連日名店のフランス料理を食べて回ることをされています。
私も経験がありますが、フレンチのフルコースが数日続くと本当に体が参ります。
食道からお腹の中までバターで詰まったような感覚になります。
食文化と体のつくりが違うのでしょうね。
フランス人がフルコースを毎日食べているわけでもありませんしね。
これを今よりはるかにソースが濃厚な時代に連日続けたのですから地獄めぐりといえます。
料理研究家のフィッシャー夫人を皮切りに、伝説の名店ピラミッドのマダム・ポワンと知り合い、若き日のポール・ボキューズと親交が始まります
コート・ドール、ピック、
グラン・ヴェフール、ラセール
トゥール・ダルジャン、
ラペルーズ、マキシム、
リュキャ・キャルトン・・。
今は無くなった店を含め綺羅星のような名店をめぐり、地方の老夫婦の営むくたびれた店で出された料理の素晴らしさに驚いたりと食の冒険譚としても読めます。
この本は自伝として本人が書いたものでなく折口博士記念古代研究所にいらした海老沢泰久氏によるものです。
巻末にフィクションである旨が書かれていますが、あまりに実在の物事や人物が出てきていますし、名前を変えて出てくる人物もあの人の事だと分かるものが多いです。
そのあ辺の差しさわりを考えて書かれているのでしょうが、書かれているのはまぎれもなく辻静雄という実在の人物についてです。
自伝というジャンルより読み物として読みやすくなっていると思います。

文春文庫刊




アンティークエタラージュでは現代のお洋服でも使えるきちんとした本物のアンティークジュエリーであることにこだわりを持ったセレクションと、可愛らしいモノからミュージアムピースまで、幅広いコレクションがあなたをお待ちしています。

天使のモチーフの数の多さも特徴の一つです。

アンティークジュエリーを愛するみなさまのお越しをお待ちしております。

ウェブサイトトップ:http://www.h6.dion.ne.jp/~etalage/


移転を機に、お客さまがお使いにならなくなったアンティークジュエリーのお預かりも始めました。
まずは「「お預かり」のご案内」をご覧ください。


『エタラージュがあなたの街へ』
詳しくはこちらをご覧ください。


『あなたのお店でアンティークジュエリーを扱ってみませんか』
詳しくはこちらをご覧ください。
posted by エタラージュ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック